タカギ農場ではコシヒカリが農家の自家用米でしか栽培されない時から、その味に魅せられて、全耕地に作付けしてきました。
当時、コシヒカリは草丈が長く、倒伏しやすいため機械化には不向きで農家からは敬遠されていました。
倒伏するようでは品質も悪く、味も本来のコシヒカリの味からは程遠いものになってしまいます。
しかし、栽培技術によっては倒伏させずにある程度の収量を得ることが出来たのです。
米の生産過剰の今では量より質が求められ、売れる米作りと言う事でほとんどの農家でコシヒカリが栽培されるようになりました。
そんな状況の中でより付加価値を付けたコシヒカリ作りに取り組みました。
まず、肥料を科学肥料から有機肥料を主体に使用し、絶対に倒伏はさせないで、稔りをよくする。
その取り組みが地元農協に評価されて、農協の窓口で販売されるようになり、農協に於ける現在の良質米生産研究会【ライスフォーラム21】の発足のきっかけになりました。
さらに食味だけではなく、より安心・安全な米作りを追求して、【新潟県特別栽培農産物】の認証を受け、減農薬・減化学肥料栽培(減・減栽培)に取り組んでいます。
産 地 | 食味値 |
高儀情熱米 | 79 |
新潟市産米 | 75 |
魚沼産米 | 80 |